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諏訪の里ブログ

「二貫寺の森わくわくウォッチング、活動終了」

今年度3回目の「二貫寺の森わくわくウォッチング」を2月4日に行いました。
この「二貫寺の森わくわくウォッチング」は、10年前から諏訪地区公民館で取り組んでいます。
この活動は、森に巣箱を設置して、野鳥観察をメインに、森の中を散策しながら自然に親しみ、森の保全について考えていく講座です。
講師は、「日本野鳥の会」の勝俣将明先生です。

昨年2月に32個の巣箱を取り付け、5月の活動で巣箱を観察しました。
早朝の二貫寺の森に入り、多くの鳥の声を聞きながら、散策しました。
巣箱の中は、シジュウカラやヤマガラが巣を作り、卵を抱いている姿があったり、すでに巣立った後の巣も残されてたりと、全体の4分の1くらいの巣箱が鳥たちに利用されていました。

11月の活動では、森の中で「カンカンカンカン」と音がするのでそちらの方を見てみると、アカゲラが木に穴を開けている姿を発見!!肉眼でしっかり観察できました。
キツツキの仲間のアカゲラは、枯れた木に穴を開け、中の虫を取っているとのこと。アカゲラが穴を開けていた木もよく観察できました。
その後、取り付けられていた巣箱を外して、二貫寺の森管理棟へ運び、次回のために中を掃除しました。
そして、鳥を呼ぶ道具の「バードコール」を作りました。できあがったバードコールを「キュッキュッ」と鳴らすと鳥たちが集まってきます。

今回2月の活動は、スノーシューをはいて、巣箱を持って森に入りました。

積雪量を考えて、巣箱が観察しやすい高さになるように工夫して26個の巣箱を木に取り付けました。取り付けた後、スノーシューハイキングです。
小学生を先頭に、雪の上をどんどん進んで行くと、ウサギのフンやキクラゲなどが見つかりました。
木のトンネルをくぐったり、土手を登ったり、普段行ったことのない所をワクワクしながら通りました。
エノキの大木まで行くと、たくさんの鳥たちが集まっているのを発見。エナガ、ヤマガラ、シジュウカラなど10羽近くの鳥が枝にとまっては飛んで…を繰り返していました。
持ってきたバードコールをみんなで鳴らすと、更に多くの鳥が集まってきて、まるで鳥の演奏会のように感じました。
その後、諏訪地区公民館に戻り反省会。参加者からは、「冬の森も楽しみがたくさんあることがわかった。」「自然の中で色々体験できてとても良かった。」「春の巣箱の観察が楽しみ。」と声も聞かれました。


二貫寺の森に入って気が付いたことは、折れた枝が園路をふさいでいたり、大きな根っこがむき出しになった木が横たわっていたり、フジつるなどが絡みつき締め付けられた木がいくつもあったりと、森が荒れている様子が多く見受けられました。荒れた森には、多様な生き物が住めないと聞きました。二貫寺の森には、多くの生き物が住める豊かな森になってほしいと願っています。
森を利用している私たちにこれから何ができるかを考え、取り組んでいきたいと思います。

また来年度も「二貫寺の森わくわくウォッチング」を年3回実施予定です。
活動内容や参加申し込みは、諏訪地区公民館(025-520-2230)までお願いします。
多くのみなさんのご参加お待ちしております。