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諏訪の里ブログ

米岡のはさ木 冬支度の剪定

11月20日(木)・11日21日(金)に、上越市の「地域の宝」に認定されている米岡のはさ木道にて、はさ木の剪定作業を行いました。
当日は天候にも恵まれ、米岡町内会と未楽来すわのメンバーが協力し作業を実施しました。


米岡のはさ木道は、四季を通してさまざまな表情を見せ、これまで大切に守られてきた場所です。
米岡のはさ木道沿いの田んぼでは、昨年まで諏訪小学校の児童たちが稲作体験を行っていました。
しかし今年からは学校統合があり、児童たちは戸野目小学校に編入。
そのため、今年の田植え・稲刈り・はさ架けは、戸野目小学校の子どもたちが担当してくれました。
小さな手で一生懸命苗を植え、秋には黄金色に実った稲を刈り取り、昔ながらの“はさ架け”まで体験。
子どもたちの元気な声が響く田んぼは、地域の風景に温かさを添えてくれました。


また、これから冬にかけては、一面の雪景色の中に立つはさ木越しに、雪化粧した妙高山が雄大にそびえる風景が広がり、季節ならではの美しさを感じられます。
季節ごとに違った姿を見せるため、地域内外の人がフォトスポットとして訪れます。

今回の剪定作業では、伸びた枝の整理や枯れ枝の除去を中心に行い、はさ木が健やかに育つよう丁寧に整備しました。
作業後は、「四季の景観を未来に残すために毎年の積み重ねが大切だと感じた」といった声も聞かれ、地域のつながりを再確認する場にもなりました。
今後も、諏訪地区の豊かな景観を守りながら、地域と協力して活動を続けていきます。