諏訪の里ブログ
2018年度 芳澤謙吉翁顕彰会 記念講演会 開催
諏訪の里ブログ2018.07.29
2018年度 芳澤謙吉翁顕彰会の記念行事が7月28日(土) 芳澤記念公園、諏訪地区公民館を会場に開催されました。
記念行事に先立ち、1週間前の7月22日(日)に「芳澤記念公園」の清掃活動を行いました。
早朝から、小学生をはじめ年配の方々まで、35名の皆さんから参加いただき、きれいな公園にして頂きました。
7月28日 10時~13時30分まで、「富澤社中」の皆さんよるお茶会が公園内の「米南荘」で開催されました。
第1回から毎年、協力していただいており、今年で第7回目の開催となります。
猛暑の中、地域外からも多くの皆さんの参加を頂き大好評でした。
15時30分から、諏訪地区公民館を会場に記念講演会が開催されました。
今年度は、早稲田大学教授「劉傑」先生をお招きし「中国通外交官 芳澤謙吉翁のこと」と題し、講演をしていただきました。
劉先生は、「近代日本政治外交史、東アジア国際関係史」をご専門とする、近代日中関係史研究の我が国有数の研究者の方です。
2年前、研究の傍ら、芳澤記念公園を訪れたことがきっかけで、当地とのご縁が始まり、今回の記念講演となりました。
今回は日中戦争の頃、中国に対し、芳澤謙吉が外交官としてどのように活動していたのかという内容のお話をしていただきました。
今まで我々のなかで漠然としていた「芳澤謙吉翁」、顕彰会の講演を聞き重ねるうちに、その偉大さを感じます。
活動に協力いただいている皆さんにより、ひっそりとしていた「芳澤記念公園」が少しずつ開花していくのを「謙吉翁」も喜んでいただいているのではないかと思います。